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実施状況について

オンラインイベント「わたしたちと、食料システムサミット」実施を通じて。

9月23日、国連の「Food Systems Summit」に合わせ、私たちもオンラインで「わたしたちと、食料システムサミット」を開催しました。


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生産者の人手不足を補うための、農薬散布や機械化。それによって生じる土壌汚染やCO2排出量増加。
工場からのCO2排出増を減らすための、風力発電の利用。それによって生じる海鳥等の生態系への影響。

あっちを立てればこっちが立たない「トレードオフ」が起こる食の問題。
これはまさに、生産・加工・小売り・消費という一連のサプライチェーン
各プロセスで生じている「食料システムの問題」と言えます。
国連のFood Systems Summitは、その問題を、関係者すべての対話から解決の糸口を探ろう、そしてできることを宣言しよう、というものです。
実際のサミットでは各国の代表(日本は菅総理)が実際に「宣言」をし、Twitterにも掲載されています。

 


それになぞらえ、私たちも食料システムとSDGsについて学ぶとともに、自分たちのできることを宣言しました。
参加者は、4歳(!)から高校生・大学生、30代・40代・50代と幅広い年齢のみなさま、そして北京から東京から、札幌から十勝から、様々な地域の方にご参加いただきました。

 

開催に至った私の「もやもや」


このトレードオフの問題について、ずっともやもや悩んできました。
自分の実生活でもこの問題は起きています。
食品ロスを減らすためにお肉をラップで小分けして冷凍して保存していること。
でもそのラップは使い捨てることになる。冷凍→解凍にかかるエネルギーとか、つい忘れ去られて結局食品ロスになることとか。
何をしたら結局「良い」のかがわかりません。

どうしたらいいんだろう?何が悪いんだろう?
考えても全然わからない。わからなすぎて、目の前のできることに取り組むしかないと、「サルベージ・パーティ®」や「講演」「投稿」などを通じて発信したり、
コンポストにチャレンジするか悩んでみたり(結局まだできていない)、そんなことをしています。
でも本当は、もっと全体に作用できるようなこと、部分最適ではなく全体最適に寄与できるようなことがしたいのだとふつふつと燃えたぎるものがありますが、それを日常の雑務で気づかないようにしている自分にも気づいています。

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「目の前のできることから」というのは、魔法の呪文のようで、
まるで何かをちゃんとやっているかのように思えます。
でも実際のところは、「やっていないよりマシだけれど“効果が無い限りは”やっていないに等しい」のであり、
そんなことに気づいてしまった限り、「目の前のできることから」は自分の時間を無為に使ってはいないのだと自分を言い聞かせるためのただの「言い訳」にすぎないこともわかっているのです。

そんな思いを常日頃から、北海道大学大学院環境科学院の山中康裕教授に共有し(山中先生の準学生という扱いで学ばせていただいています)、対話を続けるなかで、
山中先生から9月23日に国連が開催する「食料システムサミット」について教えていただき、なんと山中先生にもご協力いただいてこのイベントを企画するに至りました。
山中先生は、もともと環境がご専門の自然科学者ですが、今はWell-beingな社会づくりのために教育活動にも奔走されてます。


▼山中先生については北海道大学のこちらのページで詳しく紹介されています。

sdgs.oeic.hokudai.ac.jp

 

参加者みなさんのご感想

 

今回はまず、山中先生から「食料システムとSDGs」についてお話いただき、
私から上記のような日頃のモヤモヤと最近実践していることを話題提供、
そしてその後ご自分の立場から思うことをブレイクアウトルームに分かれてそれぞれ対話していただきました。


アンケートでこんな感想をいただいています。

■対話の時間を作っていただけたおかげで、一人では辿り着けなかった着地点を見つけられました。

 

■ヨーグルトの例え(和田からの話題提供)のおかげでモヤモヤしたものが解消出来ました。

 

■種から食卓上の料理になるまで、一環一環の作業・プロセス、各プロセスにおける出来事等を紹介してくれるともっとわかりやすい。

 

■対話の中で、はじめて会う方々と同じ気持ちを共有できた点だけでも、そうかひとりじゃないんだなという思いや、勇気が湧いてきたのですが、そうなってくると、俄然、具体的なケースについてもっと対話したいなー!という欲がむくむくと出てきました。

 

■生産者→市場→流通→小売、それぞれの立場で考えるSDGsを聞いてみたい。

 

私自身も、同じくモヤモヤをかかえて日々奮闘している方の存在を知ることができたことは、この難しい問題に引き続きチャレンジし続けるための勇気をもらったと感じます。
どうしたらいいんだろうね、と悩む人達同士が集まったところで何ができるのかわからないけれど、
集まらない限りは「化学反応」も起きないと思っています。
会ったことの無い人と会い、新しい学びを得て新しい感情がわき起こることは、新しいアクションの種となります。
日々の「目の前のできること」だけに埋没することなく、もっと何かできないか、
私自身はどう寄与できるだろう?と考え続け、行動し続けたいと思いました。

 

私の宣言は、
「伝えにくい人にもありがとうを伝えていく」


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みなさんにもそれぞれ宣言をいただき、その宣言にも勇気と次への活力をいただきました。

 

そういえば初のオンラインイベント


リアルイベントはそこそこ運営してきているものの、オンラインイベントの運営が気づいたら初めてで、かなりドタバタしました。(飛ばしたスライド複数枚、飛ばしたご案内複数箇所、まさかのPC落ち)
でも、みなさんの笑顔に支えていただき、山中先生には私の抜けをすべてカバーしていただくという多大なるサポートをいただき何とか無事に終えられました。
山中先生には、イベントの立ち上げから企画からアンケート項目までお世話になりました。足を向けて寝られません。

 

私のもうひとつの宣言

 

このイベントを開催したあとにふつふつとわいた気持ちをもとに、もうひとつ宣言を。
「言い訳しないでチャレンジし続ける」

日常に埋没することなく、あきらめることなく、「全体最適」を目指して。

 

#食料システムサミット
#私の宣言