9月22日、中小機構北海道本部 北大ビジネス・スプリング主催の
食のSDGsに関する講座にお招きいただき、基調講演をさせていただきました。
タイトルは、「持続可能な食生活の実現に向けた北海道の役割」
~食品ロスや防災食などのSDGsの取り組みについて~
お話させていただいたのは、
食品ロスの現状、なぜ起こるのか。
そして私たちの豊富な「食」は、どこかの国の貧困とつながっていること。
現状なされている対策。でもなかなか解決には至らない原因。
そうしたことについて、私のこれまでの活動や発信のご紹介をまじえながら
お話をさせていただきました。
食品ロス削減のために私が活動を始めた2016年から比べると、
様々なところで取り組みがなされ、いろいろな方にとっての自分ごとになっているという印象があり、社会が変わりつつあることを感じています。
でもいくら活動を続けていても、なかなか解決の核心に近づくことができないことも実感として持っています。
その原因として食料システムについてご紹介しました。
食料が作られ、私達が食べるところまでのサプライチェーン全体を「食料システム」として全体を俯瞰し、
個々の最適化ではなく全体最適の取り組みが必要なこと、そのために私達にできることの紹介が、今回特に力の入ったお話となりました。
オンラインの講演となったため、参加者さんのお顔の見えないなかでのお話は
いつもと違う緊張感がありましたが、
参加者さんからダイレクトにいただくチャット欄のコメントを読ませていただき、
勇気づけられながらのお話させていただきました。
開催報告について、北大ビジネス・スプリング様のHPにもご掲載いただいています。
【開催報告】第61回 北大ビジネス・スプリングセミナー「持続可能な食生活の実現に向けた北海道の役割」|インキュベーション(中小機構)