食育教室 good food,good life in 札幌

札幌市中央区、円山公園駅から徒歩5分のサロンで、おとなと子どものための食育講座を実施しています。 出張講座も可能です。


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家庭から出る食品ロスは、全体の約半分。それに手を打てていますか?

2月7日に北海道大学で行われたSDGsセミナーに参加してきました。

国連UNHCRで緒方貞子さんの元で働いていた田瀬和夫さんによる、
SDGsとはどうしてこんなにわかりにくいのか、SDGsをもっと企業戦略に取りこむ具体的な方法とは、についての講話はとてもおもしろくて、
今年度いちばんわくわくしたお話を聴かせていただいたように思います。

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その後パネルディスカッションを経て、ポスター展示とマッチング交流会が行われたのですが、
無謀にも私も出展してきました!


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たくさんの大きな企業や団体が軒を連ねるなかで「食育教室good food,good life」の異色さは隠しきれなかったのですが(笑)、
食品ロスについての関心がとても高まっている昨今において、
ぜひサルベージ・パーティを多くの方に知っていただきたいという思いがありました。
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サルベージ・パーティのように、家庭からの食品ロスに向き合っている
具体的な取り組みは他にいくつあるでしょうか。

家庭からの食品ロスについては現状、
「なるべく食べ残さないように」とか「買いすぎに気を付ける」とか、
あとは「うちからは食品ロスは出ていない。そもそもこの問題は企業や政府に責任がある」と思っておられる方もいて、
つまり対策が個人の努力にゆだねられているとともに、自分にできることはないという虚無感すらただよっているのが現状です。
でも食品ロス全体の半分は、現実問題として家庭から出ています。
企業や政府ががんばっても、そこが大きく関与できるのは主に外食産業と小売店であり、
一度家庭に食材が入ってしまったら、そこの食品ロスにはなかなか効果的な手が打てていないのではないでしょうか。
そこをサルベージ・パーティがお手伝いできると思っています。

また企業や政府の対策だって、消費者の消費行動で左右できる部分が大いにあります。しょせんひとりが行動を変えても無理…と考える人は、投票にも足を運ばないのだろうかと思います。


ほんのちょっとのきっかけが、大きく生活習慣を変えることもあります。
私自身の話ですが、脱プラ生活を始めてみようと思って最近、
ラップ使用をやめて洗って繰り返し使えるみつろうラップを使い始めました。
でも買ったみつろうラップはたった1枚だけで、まったく足りないので
余ったおかずはお皿にラップをかけずにタッパーに移し替えるようになりました。
それだけでなく、ペットボトル飲料を買わずに水筒を多用するようになったり、
お肉やお魚のトレーはスーパーの回収箱に入れるようになりました。
スーパーで水っぽいものを買ったときに入れてくれるビニール袋を
断るようになりました。
たった1枚のみつろうラップを買っただけで私の生活習慣が変わり、
プラごみを入れていたごみ袋がガバガバに余るようになり、
プラごみ用のごみ袋を小さいものに買い替えました。


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▲とうとう作り始めました、みつろうラップ。

 

サルベージ・パーティは、参加したその場だけで大きく食品ロスが減ることにはなりません。
でも参加することで「こんな工夫をしたら食べきれる」というワザを得ることができるだけでなく、
自分の食生活において、食品ロスに目を向ける機会を増やすことにつながるはずです。
少し気を付けるだけでいいのです。
それが続けば大きな結果に結びつくし、周りにも広がればさらに加速度的に
食品ロスを減らすことができます。

 

だから、知ってほしい!だから、恥を忍んで(笑)がんばってきました。

パネル展示には高校生も参加していました。
向かいの高校生から「サルベージ・パーティをやってみたいんです!」と話しかけてもらい、最近の中高生の関心の高まりをひしひしと感じています。
大人がつくった制度や習慣で汚した地球を、若い子が一生懸命きれいにしようとしています。
何もしない=これまでと同じ通りの生活をするだけで、地球が汚れていきます。
何もしない=横ばい、ではなく実は下降。
老化を食い止めるために同じ美容法を続けていても無理なように。
定期預金に預け続けていても、物価は上がっているから実は目減りしているように。
そのことをそろそろ大人も認識して反省して、自らの行動を変えなければ
いけないと思っています。

 

ふだんお会いできないような方々と名刺交換をたくさんさせていただきました。

次につなげられるよう、そしてサルベージ・パーティがひろがっていくよう、私もがんばります。