10/21、札幌市のお隣、石狩市にてサルベージ・パーティを開催しました。
家で余った食材を持ち寄って料理を作るサルベージ・パーティ。
その醍醐味は「みんなで一緒に作って一緒に食べる」ですが、コロナによりそれが難しくなりました。
そこで25種類の食材カードを使ったカードゲーム方式でみなさんに料理を考えてもらうサルベージ・パーティを開催しました。
日本で発生する食品ロスのうち、約半分は私たちのおうちから出ています。
世界では、食料の1/3が捨てられています。
一方で、9人にひとり、8億人以上が飢餓で苦しんでいます。
豊かな国がもっと豊かに便利に暮らすためにしているふつうのことが、
実は貧しい国から食べ物や資源をうばうことに直結しています。
どこかでつながっているのではなくて、直結、です。
例えばお肉を食べたり、車に乗ったり、スマホを使ったり。
何でもないことで、別に誰かを苦しめようなんて全く思ってないことが、
実は誰かを苦しめている。
それは、気づくととても悲しくなることです。
これまで私のサルパでは、「重たい話は抜き!とりあえず食材を楽しく使い切ろ!」とライトな感じでやってきました。
悲しく重く辛いことには、みんな目をそらしたくなると思ったからです。
みんながそれで、食品ロスから目をそらしたら嫌だな、と思っていたのです。
でもそれって大切なことを何も伝えられていなくて、私自身、口から本心が出ていないような気がしていました。
コロナを機に得た学びのおかげで、今回自分にかなり向き合って、
サルパでお伝えすることも大幅に変更しました。
参加者みなさんの反応がこわいような気もしていたのですが、
私のプレゼンにみなさん大いにうなずいてくださり、
またワークショップは楽しんでくださり、
最後は「今まででいちばん楽しい講座でした!」というお言葉までいただけました。
私の中で、バラバラだったものがあるべき場所に整ったような瞬間でした。
こうしたサルベージ・パーティは今後もどんどん開催したいと思っています。
コロナでも安心してご参加いただける仕組みができています。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
goodfood.goodlife.0831@gmail.com 和田宛