35歳を過ぎたあたりから、PMSがしんどくなってきました。
イライラしたり落ち込んだり、
気持ちのジェットコースターもつらいのだけど、
それはまぁ「PMSのせいだな」と原因がわかっているので
何とか乗り切れます。
けれど、どうにもならないのが頭痛。
頭が痛いと、何もできません。
何もできないって言っても子どもはお腹すかせるし、毎日服は汚すし。
何よりお母さんが寝込んでいると、
家の中がずーんと暗い空気になるのがつらかった記憶が私にあるので、
なるべく寝込みたくはないなと思っています。
だからといって安易にお薬に手を出したくはありません。
表面上の「痛み」だけ取り除いて、原因に目を向けないのが
ちょっと性に合いません。
前置きが長くなりましたが、
というわけで、私の頭痛のときのお助けアイテムをご紹介します。
PMSの頭痛の原因
「お血」といって、体のなかの血流が悪くなり、
滞ることで血の質が悪くなっていることが原因です。
血のめぐりと良くする=体を温めることが大事です。
温めるためのお茶
体をあたためる飲み物をとるようにしています。
大好きなコーヒーは、頭痛の時は封印。
代わりに飲むのは、紅茶・ルイボスティー・ほうじ茶などです。
この時はルイボスティーに、
同じく体をあたためる効果のある黒豆を入れました。
黒豆はポリポリ食べられるおやつタイプのものです。
実はわたし、ポリポリカリカリ食感が苦手です。
あの、奥歯に詰まる感じがどうも慣れず…
なのでお茶に入れて、ちょっとふやかして飲むのがお気に入りです。
イライラを鎮めてくれる効果のある「ちんぴ(=みかんの皮)」も
入れました。
私は買いましたが、無農薬のみかんが手に入れば、
その皮を乾燥させて自作することもできます。
昔コタツの中に落ちていたみかんの皮…
あれって「ちんぴ」だったんだなと
懐かしく思い出されます…。
温めるためのアイテム
①肩をあたためる
私の場合、PMSの頭痛は肩こりから来ています。
冷える→肩の血流悪化→頭痛
なので、こんなアイテムを使っています。
レンジでチンしてあたためて、肩に乗せるアイテム。
ピンクのドット柄がものすごい主張してくるのですが、
愛用しています。
デザインがお気に召さない方は、手作りも可!
②裾のすぼまったズボン(下半身をあたためる)
「上熱下寒」といって、体の上半身が熱くなり下半身が冷えている状態も頭痛の原因に。
なので下半身をあたためてあげることも大事です。
部屋着なのですが、
裾がひらひらせずに、足首に密着するものを着ています。
締め付けず、そっとフィットする程度のものならば
足首があたたまり、下半身の巡りが良くなります。
③靴下・靴下用カイロ(下半身をあたためる)
暖かい時期でも、ちょっと寒いなと感じたら
すぐ着用!
香りで撃退
タイガーバームを愛用しています。
タイガーバーム、おじいちゃんがよく使っていました。
昔は日本でも手に入りましたが、今はシンガポール土産で手に入ります。
ミント油・カヤプテ油(=ホワイトティートリー油)・カンファ―(=くすのき)・メントール・クローブ油・シナモン油
が入ってる、
スーッとした香りのする軟膏です。
頭痛の時にはこめかみにぬりぬり。
ミントやメントール、カンファ―には頭痛を抑える効果があるのだとか。
特に熱を帯びていたり顔が赤くなるような頭痛の時に効きます。
つけたとたんすーっと軽くなっていくのがよくわかります。
タイガーバームが手に入らなくても、
北海道のハッカ油などを代用してもよさそうです。
すぐに出かけなくちゃならない!もうどうにもならない!時には
頭痛薬を使うのですが、
今日は1日おうちにいられるぞというときの頭痛は
こんなことをしながらお付き合いしています。
だんだんと不調が目に付くようになる30代後半。
これからは20代のころのように劇的に体調が
よくなることは考えにくいので、
薬にすぐ頼ることなく、
なんとか気長にお付き合いする方法を見つけていきたいものです。