7月9日、札幌市の子育て支援総合センターにご依頼いただき、
子育て中の方々に向けた「食の大切さ」についてお話させていただきました。
「食育が大事」と言われ、お手伝いさせてみましょう、とか
一緒にごはんを食べましょう、などと指導されることはあっても
なぜそれが必要なのか?については漠然ととらえている方が多いと思います。
そこで、私からはそんなモヤっとした部分をハッキリさせるためのお話をしました。
なるべくカップラーメンよりは、お肉や野菜などの揃った食事を出したい、と思いつつも
子どもの好き嫌いがあってなかなか思うように食べてくれないのが2~3歳のお子さん。
そこで、好き嫌いとどうやって向き合っていったらよいのかについて、
お話させていただきました。
そしてそもそも野菜がどうして子どもの体に必要なのかについても、
新しく盛り込んでみました。
なんとなく体に良さそうだから…ではなく、
明確な目的があると、頑張ろう!と思えますよね。
さらに、忙しいお母さん向けに、「エコ」、それでいて「時短」な調理方法や
調理の工夫を伝授。
子どもはまとわりつき、でもごはんの時間は迫り、
かといって外食やレトルトなどは心配な点が多いので自炊したい。
そんなジレンマを抱えるお母さん達の一助にもしなれたのなら、とてもうれしく思います。
みなさんが書いてくださったアンケート結果を、支援センターの方からいただいたので、
一部をご紹介しますね。
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・お話はもちろん、資料も大変わかりやすく、あっという間の1時間でした。
また機会があれば、食についての講座を受講したいです。
「食育」のイメージが変わりました。
・毎日の食事、反省することが多々ありました。
子どもが野菜嫌いなので、今日から実践しようと思います。ありがとうございました。
・必死で食べさせようとしていましたが、お話を聞いて、
肩の力を抜いていこうと思いました。
子どもにとっての「当たり前」「普通」を今、自分が作っているという言葉が
とても心に響きました。干し野菜、挑戦してみようと思います。
・内容もおもしろく、聞きやすかったです。もっといろいろなお話も聞きたいくらいです。
・子どもの味蕾が多いことや、フローラ形成が5~7歳というのが
しらなかったのでなるほど…と思いました。
先生の声がすごく聞きやすくてリラックスできました。
・食べなくても食卓に出し続ける、食べているところを見せ続けることの大切さに
改めて気づけたので、気長に、根気づよく、野菜生活に取り組んでゆこう!と
思いました。ありがとうございました!!
・とても参考になりました。特定の野菜が苦手で食べない物があり、
あきらめていたんですがならしていく、とりあえず食卓にならべる、
期間お休みしてみる、など色々やり方を変えてみようと思いました。
いつか食べるようになると思って、おおらかな気持ちで向き合ってみようと思います。
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みなさん、本当に本当に真剣なまなざしで聞いてくださいました。
私が(場を和ませようと)ちょっとふざけたことを話しても、みなさん真剣!
あれ、私すべってる?と思っていましたが、
違ったんですね、本当に本当に、一生懸命聞いてくださっていたのだな、と
アンケートから伺えました。
アンケート結果を見て、ひとりジーンとしておりました。
ふだん自分時間なんてほとんど無い、子育てまっさかりのみなさん。
そんな中での貴重なリフレッシュタイムを私の講座のために割いていただき、
参加者のみなさん、そして機会を設けて頂いた札幌市の子育て支援総合センターの方には
本当に感謝です。
子育て中のパパママ向け食育講座「ぱくぱくキッチン」を9月8日・9日の実施予定です。
告知までもう少しお待ちくださいね!